『Media Studio』を使えば、画像にリンクを埋め込んだツイートができたり、ツイートへの反応のいい時間を知ることができます。ただしTwitterを普通に使っているだけでは気づきにくい機能ですので、有効化する手順から紹介していきます。
Media Studioとは?
Twitterの公式には下記のように書かれています。
Media Studioは、Twitterでメディアを管理、測定し、収益を得ることができる、使いやすいプラットフォームです。
Media Studioの概要
簡単に言えば『Media Studio』とは、画像や動画を管理するための機能です。
本来はTwitter広告としてプロモーションを行なう人向けの機能ですが、だれでも無料で使うことができます。
画像・動画にリンクを埋め込んだり、カルーセル表示出来たりとTwitter運用を本格的に行うならば有効化しておきましょう。
Media Studioを有効化する方法
『Media Studio』はTwitterアカウントを作るだけでは使えず、手順を踏んで有効化しなければなりません。
これからその手順を紹介していきます。
①PC版(ブラウザ)からアナリティクスを開く
操作はスマホアプリ版のTwitterからではなく、パソコン版から行います。
ブラウザでTwitterにアクセスしたら、サイドバーの「もっとみる」→「Creator Studio」の中にある「アナリティクス」を開きます。

はじめてアナリティクスを開く方は、「アナリティクスを有効にする」のボタンが表示されるのでクリックします。
アナリティクスは、自分のツイートのパフォーマンスを分析できる機能です。ツイートごとにインプレッションを見ることができるので便利です。
②アナリティクスの「動画」ページを開く

画面最上部の「詳細」にある「動画」を開きます。開けたら特に操作は必要ありません。
動画のアナリティクスは、ツイートした動画の再生数なども細かく見れる機能になります。評判のいいツイートが知りたいときに役立つものです。
③Twitterのトップページを再度開く
動画の画面が開けたら、Twitterのトップ画面まで戻ります。

アナリティクスのボタンの上に「Media Studio」の項目が表示されます。
これでMedia Studioの機能が有効化されました。
より反応の得られる時間帯を知る

ヘッダーの「インサイト」のページを開くと、自分の過去のツイートへの反応から、「反応がより見込める時間帯」を知ることができます。
宣伝ツイートをする曜日と時間を決めるのに役立ちます。
ただし、Media Studioを有効化したばかりだとまだデータの収集がされていません。
数週間、ツイートを重ねてデータを蓄積していきましょう。
Media Studioでできる便利なツイート
『Media Studio』を使えば普通の機能ではできないツイートが可能です。
たとえば上記のツイートは「動画にリンクを埋め込む例」です。
一見普通の動画付きツイートに見えますが、Twitter内で動画を見てみるとリンクが埋め込まれているのがわかります。

VTuberさんなど、Youtubeの動画を切り抜いてツイートすれば「本編はこちら!」とツイートできるので宣伝にも使いやすいですね。今回の例は動画でしたが、画像も同じようにリンクを埋め込めます。

次の例は、動画や画像を「カルーセル表示」をさせるものです。
カルーセルというのは、スライドショーに近いものでいくつかの動画・画像をスライドさせる形で表示することを言います。
このカルーセル表示でのツイートは固定ツイートに向いています。複数のリンクを大きく表示したイメージとともに設置することができる機能です。
とくにVTuberさんなどネットで活動している方は「YouTube等の配信サイトへのリンク」「おすすめの歌ってみた動画へのリンク」「公式サイトへのリンク」の複数のコンテンツの宣伝に使われていることがあります。

このように『Media Studio』を使えば、普通と違った「クリック数の望めそうなツイート」を行うことができるようになります。ぜひTwitterでの活動に活かしてみてくださいね。

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