VTuberアプリを使って稼ぐには？歌配信をするには？ゲーム配信をするには？
たくさんのVTuberアプリの中で、どれを選ぶべきか迷いますよね。
この記事では、目的別にどのVTuberアプリを選ぶべきかおすすめを紹介します。
VTuberアプリを選ぶ時のポイント
VTuberアプリといえど、アプリごとにできることは様々です。
それぞれの機能が異なるため、アプリを選ぶ際は以下のポイントをチェックしてみてください。
- ライブ配信機能があるか
- 自分のしたい配信をできる機能があるか
VTuberアプリのなかには、「アバターを作成しライブ配信ができるもの」だけでなく「アバター作成機能のみ備えたもの」もあります。
また、PCでの配信と違い、アプリでは機能が限定的になりがちです。
「歌枠ができるか」「ゲーム配信ができるか」など自分のしたい配信をイメージし、実際にできるかあらかじめ知っておきましょう。
【目的別】おすすめVTuberアプリ
アバター表示機能やコメント機能を活用して、リスナーとのコミュニケーションをとることが、VTuberアプリでの活動の基本です。
ただし、これから活動を始める方にとって「ただコミュニケーションがとれれば良い」という考えを持つ方は少ないでしょう。
以下では、目的別にVTuberアプリをまとめます。
- VTuberになって稼ぎたい
- VTuberになって歌いたい
- VTuberになってゲーム配信がしたい
それぞれの目的に合わせて、アプリを選ぶ参考にしてくださいね。
VTuberになって稼ぎたい
VTuber市場は年々伸びており、収益に関しても夢のある世界です。
どうせ活動をするなら、たくさん収益が入る方がいいという方も多いことでしょう。
そんな方におすすめなアプリを3つ紹介します。
- IRIAM（イリアム）
- REALITY
- SHOWROOM
IRIAM（イリアム）
『IRIAM』は、1枚のイラストをアップロードするだけでキャラが動かせるのが特徴のアプリです。
収益は「ダイヤ」というアプリ内通貨で得ることができます。1ダイヤ=1円で換金できる仕組みです。
収益化の方法は、二種類あります。
| ダイヤの種類 | 獲得方法 |
|---|---|
| 応援ダイヤ | ・ギフト（投げ銭）、スター、コメントや運営からの評価によって獲得 ・評価基準は非公開 |
| 時間ダイヤ | ・いわゆる「時給」 ・配信時間に応じて付与（上限は1日2時間分） ・配信者のランクが高いほど、多くのダイヤがもらえる |
IRIAMは、ギフトだけでなく、配信時間によっても収入を得られるアプリ。
配信さえすればダイヤがもらえるので、安定した収益が見込めるでしょう。
そのほかにも、「自分で用意したイラストも使える」特徴もあります。
つまり、トークスキルや企画で人気を得るしかない他のVTuberアプリと比べて、ビジュアルでの差別化が図りやすく、プロのイラストレーターに依頼すればよりファンを集めやすくなるでしょう。
戦略的に活動していきたい方にはおすすめのアプリです。
プロにイラスト制作を依頼したいときは、スキルマーケットを活用するのがおすすめです。
たくさんいるイラストレーターさんを比較して検討することができ、サイト内のチャットや決済機能を使えるので、トラブルにもなりにくい特徴があります。
初めての依頼でも安心です。
下記の記事はPCで活動する方向けの記事ですが、イラストを制作したい場合もおすすめのスキルマーケットや注意点は同じです。ぜひ参考にしてください。
REALITY
『REALITY』は、ライブ配信機能・アバター作成機能を備えたVTuberアプリです。
アプリ内でアバターを作れるため、全く費用をかけずに活動を始めることができます。
また、コラボ機能も用意されているため、ほかのVTuberと一緒に配信することもできますよ。
さて、肝心な収益ですが、シンプルで「LIVEポイントをためる」だけです。
LIVEポイントは以下の方法で獲得することができます。
- 有料ギフト（投げ銭）をもらう
- イベントに入賞する
REALITYで収益を上げるには、投げ銭をどれだけもらえるかが重要です。
また、イベントにも積極的に参加し入賞を目指しましょう。
イベントの報酬では、ポイントを獲得できるもの以外にも、広告への出演・日用品や食品がもらえるもの・バーチャルイベントへの出演など多種多様です。
他社とのコラボも頻繁に行われているため、気になる商品を目標として活動できるのは魅力的といえます。
SHOWROOM
アイドルやアーティストの配信で人気な『SHOWROOM』もおすすめのアプリです。
用意されているアバターも使えますが、別ソフトの『VRoid Studio』を使うことで完全オリジナルのアバターを作成することができます。
また、SHOWROOMはVTuber機能が実装される以前より、人気のプラットフォームです。
VTuber特化の他プラットフォームより、ユーザ層が厚く、視聴者を開拓しやすい強みがあります。
アプリからだけでなく、ブラウザでの視聴が可能なのも良い点です。
VTuberアプリはインストールをしないと視聴できないものが多い中で、ブラウザからも視聴できるのは、たとえば、Twitterにシェアしたリンクから見てもらえる点を考えると、大きなメリットと言えます。
SNSを活用した活動と相性の良いアプリです。
収益を得る方法は、投げ銭機能。
長く人気を誇るサービスで活動するのも手段の一つです。
VTuberになって歌配信をしたい
VTuberアプリは、アバター表示をする機能に特化したものがほとんどで、トークでファンを集めるのが普通です。しかし、中には歌で活躍したい方も多いことでしょう。
ここでは、カラオケ機能を備えた配信アプリを紹介します。
topia（トピア）
『topia』はアバター配信×カラオケの特徴を持ったアプリです。
アバター作成機能も備えており、誰でも簡単にアバターを作ることが可能。
顔認識・音声認識を活用した細かなモーションで、滑らかな動きが実現されています。
加えて、画面に歌詞も表示されるカラオケ機能は、JOYSOUNDにより楽曲提供を受けています。
JOYSOUNDで配信されている曲はすべて歌えるので、本当にカラオケで配信しているような体験をすることができるはずです。
Mirrativ（ミラティブ）
『Mirrativ』はもともと、スマホ一台でゲーム配信ができるアプリでしたが、VTuberアバター機能が追加され、さらにはカラオケ機能まで追加されました。
JOYSOUNDより楽曲提供を受けており、カラオケ店と同じ楽曲を歌いたい放題です。
カラオケ配信をしたい方だけでなく、VTuberとして雑談をしたい方、スマホゲームを配信したい方など、VTuberアプリの中で最も幅広い配信内容をカバーできるのも特徴です。
ブラウザからも配信を見ることができるので、まずはチェックしてみましょう。
カラオケ機能のないアプリで歌配信をするには
ここで紹介したVTuberアプリ以外のアプリでも、歌配信をしている配信者はいます。
というのも、カラオケ機能のないVTuberアプリでも、JASRACと提携しており報告さえすれば楽曲の利用が可能なものもあるんです。
ただ、歌配信をするには、以下の方法をとる必要がります。
- アカペラ
- 弾き語り
- PCとスマホを接続し、楽曲を流す
自分で楽器を弾ける方は良いかもしれせんが、そうではない方は、専用の機材を準備しなければいけません。
オーディオインターフェースで、PCから流す楽曲と自分の声を合成し、配信に流す必要があるんです。
少々費用がかかるので、もしまだ配信活動を始めていなくて、機材を新しく揃えようとしているならば、いっそのことPCから配信することも視野に入れても良いかもしれません。
まずは、配信したいアプリが楽曲を使うことができるか公式サイトで調べてみましょう。
VTuberになってゲーム配信をしたい
VTuberアプリは、PCソフトと比べ簡単に配信できる反面、配信内容のカスタマイズはしづらい特徴があります。
ゲーム画面を表示させることも同様。
YouTubeで活躍しているVTuberには定番のゲーム配信も、アプリで活動しているVTuberには難しい問題です。
ここでは、唯一ゲーム配信が可能なアプリを紹介します。
Mirrativ（ミラティブ）
先ほど、カラオケ配信が可能と紹介した『Mirrativ』では、VTuberアプリの中で唯一ゲーム配信が可能です。
スマホ画面のミラーリング機能がついており、数あるスマホゲームの配信ができます。
もともとが、ゲーム配信者向けのアプリだったこともあり、ゲームを見に来るユーザも豊富ですよ。
ただ注意点として、Mirrativのアバターとゲームは同時に出せないという点。
ゲーム枠とVTuber枠を別にとる必要があります。
幅広い配信ができるのは大きなメリットですが、知っておいてほしい特徴です。
スマホだけでゲーム配信は難しい
前述したとおり、ゲーム配信が難しいというのがVTuberアプリの実情です。
もし、好きなゲームをVTuberとして配信したいならば、PCでの配信をはじめるのが最も良い方法でしょう。
PCで配信をはじめる方法についてはこちらの記事で解説しているので、参考にしてください。
VTuberアプリのメリット
ここまでおすすめのアプリを紹介してきましたが、アプリで配信するか、PCで配信するか迷っている方もいることでしょう。
改めてスマホで配信するメリットをまとめます。
スマホがあればすぐにVTuberなれる
まず最初のメリットとして、PCでの配信と違い、スマホ１台さえあればそのほかの機材は必要ないという点があります。
強いて言うならば、高性能のマイクがあればより良い配信が可能ですが、必須ではありません。ファンが集まってきて配信が本格化した際に、購入を検討すればよいでしょう。
PCでVTuberになるには、Webカメラやマイク、場合によってはオーディオインターフェースなどかなりの出費が発生します。
予算をかけずに気軽に始められると考えれば、大きなメリットです。
設定や操作が簡単
VTuberアプリは、どのアプリを使っても操作が簡単な傾向にあります。
また、どのスマホを使っても操作や必要な設定は全く同じです。もし分からないことがあっても、検索をすればすぐに解決策が見つかることでしょう。
これがPCだと、問題が発生した際トラブルの原因が人ごとに違うケースがほとんどです。
この点を踏まえると、機械が苦手な方には易しいと言えます。
収益化のハードルが低い
例えば、YouTubeで収益化するには「チャンネル登録者1,000人以上」「総再生時間が4,000」などかなりハードルが高いです。
対して、VTuberアプリはインストール直後から収益化が可能なものがあるほど、収益化が容易です。
条件があるものもありますが、比較的簡単ではあるでしょう。
なかなか収益化ができないと、モチベーションが下がりがちですが、アプリだと心配ありません。
VTuberアプリのデメリット
メリットの反面デメリットはどこにあるのかも説明します。
デメリットを知っておくと、後悔することなく対策もとれるため把握しておきましょう。
できることが限られる
アプリ単体で配信ができるメリットの反面、自分で配信環境をカスタマイズしづらいため、PCで活動しているVTuebrより企画が組みにくいです。
先述した通り、歌配信・ゲーム配信も難易度が高いアプリも多く、基本的には立ち絵を表示することしかできないので、PCのように画面に何か表示してコンテンツを作ることが不可能となります。
配信活動を始める前に、どんな企画をやりたいかしっかり練った上で、「そもそもアプリで配信するか？PCで配信するか？」「やりたい企画ができるか」を調べておきましょう。
トーク力が必須
機能の範囲内で配信を行うには、とにかくトーク力が必須です。
VTuberアプリのでは、リスナーと会話して配信を作っていくのが基本です。
話が面白い、声がいい、コメントの広い方がうまいなど、何かしらトークに対するスキルがないと活動は難しいでしょう。
世界的な人気は難しい
VTuberアプリは、アプリをインストールしないと見れないものが多く、人気は閉鎖的です。
もし、YouTubeやTwitchなどPCをメインとした配信プラットフォームであれば、SNSからの流入や切り抜きの拡散など、人気が広まりやすい特徴があります。
その点、アプリはアプリ内だけの人気となるケースが多く拡散性は低いといえます。
それでも、人気になれたり、収益を十分に受け取ったりしている配信者はたくさんいます。
国内外で人気なVTuberになりたい方は、このデメリットも知っておきましょう。
そもそもPCで配信をするか、アプリで人気を得た後にYouTubeなどへ移行するのを視野に入れることをおすすめします。
まとめ
VTuberアプリは、種類も多くそれぞれの特徴も異なります。あなたの配信したい内容に合わせてアプリを選びましょう。基本的に費用をかけずに始められるため、気軽に始めるのも一つの手段です。
もし、PCでの配信と比較したいならば、下記の記事を参考にしてください。
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