【OBS】配信画面に文字テロップを流す方法。見やすい文字にするコツは?

obsテロップ

OBS Studioでテロップ(テキスト、字幕)を表示させる方法を解説します。

ライブ配信においてテロップは、使うシーンにあふれています。

  • SNSやチェンネルの登録を促すとき
  • お知らせ・宣伝を載せるとき
  • 注意事項を表示するとき
  • 今の状況を伝えたいとき

この記事では、いろんなシーンで使える「見やすい文字を作る方法」や、プラグインを使わず「テロップを動かす(スクロールさせる)方法」まで詳しくまとめるので、最後までぜひご覧ください。

目次

動画でも解説しています!

この記事の内容は、YouTubeのほうでも解説しています。

実際の操作を動画で確認したい方は、ぜひご覧ください!

OBSで文字テロップを追加する方法

まずはシンプルなテキストを表示する方法です。

ソースのテキストを追加

ソースの「+ボタン」から「テキスト」を追加します。

任意のテキストを入力

テキスト欄に任意の文字を入力し、OKボタンを押せばテキストの表示が完了です。

サイズ変更も可能

表示したテキストは、自由に位置を変えたり、大きさを変えたりできます。

ただ、これだけでは読みづらく、不親切です。

この記事の後半で、フォントや色などのデザインをカスタマイズする方法を解説していきます。

文字テロップを流す(スクロールする)方法

OBSのフィルタを使えば、テロップを右から左へスクロールさせることもできます。

scroll

プラグインを使わず簡単に動かすことができ、お知らせや宣伝をするのに便利です。

フィルタを選択

スクロールさせたいテキストを右クリックし、フィルタを選択します。

スクロースの設定

左下の「+ボタン」から「スクロール」を追加します。

水平速度の数値を上げれば、右から左にテキストがスクロールするようになります。

「幅を制限する」にチェックを付ければ、最大幅を変更できるのでお好みで設定してみてください。

テキストのデザインを変更する

デフォルトのテキストでは、読みづらいためデザインを整えていきましょう。

OBS上でテキストのデザインは下記のものを変更できます。

  • フォント
  • フォントサイズ
  • 文字色(単色、グラデーション)
  • 背景色
  • 輪郭のサイズや色

ここでは、見やすいテロップを作る方法を説明していきます。

読みやすいフォントに変更しよう

フォントを選択

テキストの設定画面より、フォントの指定が可能です。

フォントに関してはOBSに搭載されたものではなく、お使いのPCにインストールされているフォントから選択することができます。

なので、便利なフォントはあらかじめ準備しておくと楽になります。

フォントを探す手段として、『ためしがき』というサービスをここでは紹介します。

ためしがき
引用:ためしがき

ためしがき』は日本語のフリーフォントを比較できるサイトです。

テキストを入力すれば、各フリーフォントで見た目を比較できるので、好みのフォントをいくつかダウンロードしておきましょう。

配布サイトよりダウンロードしてきたフォントファイルを開くと下記のような画面が開きます。

フォントをインストール

左上の「インストール」を押せば、PCにフォントをインストールできるので、OBSでも使えるようになります。

フォントカラーを変更しよう

色の変更

「文字色」や「背景色」を変更するとより視認性がよくなります。

カラーコードの入力

いろんな方法で色を選択できますが、下記のいずれかで変更するのがおすすめです。

  • Pick Screen Color
  • HTMLのカラーコード

Pick Screen Color」はいわゆるカラーピッカーです。

OBS上に表示しているものから、同じ色を持ってくることができます

もし、背景画像(オーバーレイなど)やVTuberアバターを使っているならば同じ色を使うと、デザインに統一感が生まれるでしょう。また、背景と同化して見づらくなった場合は、背景色を変更すると良いかと思います。

カラーコード」は、色を数字とアルファベットで表したコードのことを言います。

よくwebサイト制作の色指定に使われる表記方法です。

カラーコードを探せるサイトはたくさんありますが、個人的に好きなのは「NIPPON COLORS」というサイトです。

NIPPON COLORS
引用:NIPPON COLORS

日本っぽい落ち着いた色がそろっています。あまりに暗すぎたり明るすぎたりすると見づらくなるので、程よい色合いは重宝されます。

画面中央付近のRGB欄にマウスカーソルを合わせると、カラーコードをコピーできるのでOBSにコピペすれば作業完了です。

グラデーションで目立たせよう

文字にグラデーションをかけることもできます。

グラデの変更

「グラデーションの欄」にチェックマークを入れれば、色の変更が可能になります。

ただグラデーションは扱いが難しく、テキトーに色を決めてしまうと浮いてしまい、ダサいデザインになってしまいがちです。

ですので、自分で色を決めるのではなく参考サイトの色を真似るのが無難な方法です。

おすすめは『WebGradients』というサイト。

WebGradients
引用:WebGradients

自然なグラデーションがそろっているので、カラーコードをOBSにコピペして使いましょう。

輪郭を付けてはっきりとした文字にしよう

文字に輪郭を付けると、より目立つはっきりとした文字になります。

輪郭を付ける

「輪郭」にチェックを付けると、「輪郭のサイズ」と「輪郭の色」を変更できるようになります。

読みやすい輪郭のサイズについては、フォントサイズによって異なるので、それぞれ画面に合わせて調整が必要です。

使用する色については、グラデーションと同じく使用する2色の相性が重要です。

テキトーに決めると読みづらくなることもありうるので、白文字や黒文字に輪郭を付けるのが無難な方法です。

字幕テロップを表示したいなら

外部ソフトを使えば、自分の話した内容をリアルタイムで字幕として表示できます。

テロップのデザインを変える方法は同じなので、下記の記事と合わせてご覧ください。

オーバーレイと組み合わせると効果的

ゲームを配信画面にのせているときなど、ただ単に文字を重ねても見づらかったり、邪魔になったりすることもあります。

もし、文字の装飾をしてもデザインがよくないと感じたら「オーバーレイ」を検討してみましょう。オーバーレイとは配信画面を装飾する枠組みのことです。

ゲーム画面のスペース、お知らせのスペース、コメント欄のスペースなど整った区画を作れるので、視認性が高く情報を伝えやすい特徴があります。

下記の記事で、あなたの配信に合ったオーバーレイを探す方法をまとめています。

テキストとスクショを組み合わせてサムネも作れる

テロップ表示に使った、見やすいテキストを作るテクニックは、サムネイル作成にも役立ちます

OBSのスクリーンショット機能を使えば、簡単にサムネイルを作れますよ。

作成したシーン全体を画像として保存することもできるので、サクッと作りたいときにおすすめの方法です。

まとめ

OBSでテロップを表示させる方法は簡単ですが、見やすくするとなると工夫が必要です。

この記事に書いた参考サイトをベースに、ライブ配信画面を作り上げてみてくださいね。

また、スクロールを使うと、より長い文章でも表示させることができるようになります。流れるアニメーションは目を惹く効果もあるので、宣伝に最適です。

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この記事を書いた人

VTuberをはじめとしたライブ配信者のためのブログメディア。初心者向けの記事や便利なツールを用意しています。

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