Discordの音声をOBSに取り込む方法と音声が聞こえないときの対処法をまとめます。通話相手のアイコンをオーバーレイとして表示する方法も紹介するのでぜひ参考にしてください。
Discordの音声をOBSに取り込む
Discordの音声をOBSに取り込むには特別な設定は必要ありません。
Discordを起動し、音声ミキサーの「デスクトップ音声」を確認します。
通話の音声が反応していれば、問題なく取り込めている状態です。
音声を取り込めているか確認するには
自分ひとりで、音声を取り込めているか確認する方法の紹介です。
Discordの設定から「音声・ビデオ」を開きます。
マイクテストの項目を使えば自分の声をモニタリングできるので、OBSの「デスクトップ音声」のバーが動いていれば問題ありません。
Discordの音声が聞こえないときの対処法
もし音声を取り込めない場合は、出力設定を見直しましょう。
- PC(Windows)の出力デバイス
- Discordの出力デバイス
- OBSのデスクトップ音声
上記の3つを一致させることが解決策です。
PC(Windows)の出力デバイス
パソコン画面右下の「スピーカーマーク」をチェックします。ここで設定しているデバイスとDiscord・OBSの設定を合わせていきます。
Discordの出力デバイス
Discordの設定から「音声・ビデオ」を開き出力デバイスを設定します。PCの出力デバイスと同じになるようにしましょう。
OBSのデスクトップ音声
OBSの設定から「音声」を開きます。「デスクトップ音声」を「既定」に設定しましょう。これでPCと同じデバイスが選択されたことになります。
以上を設定すれば、OBSのデスクトップ音声にDiscordの音ものせることができます。
Discordの画面共有をOBSに取り込む
Discordの画面共有の映像をOBSに取り込む方法です。
配信モードをオンにしよう
まずは「配信モード」になっていることを確認しましょう。
ライブ配信中に個人情報や通知を見えなくする機能です。何かの拍子で放送事故が起きてしまうのを防ぐことができます。
設定から「配信モード」を開き有効にするだけで操作完了です。
画面共有をポップアウトにする
Discord自体をOBSに取り込んでもよいですが、画面共有の部分だけを取り込んだ方が安全でしょう。
画面共有の右下に「ポップアウト」のアイコンがあるのでクリックします。
すると、別のウィンドウで画面共有が表示されます。
他の参加者のアイコンは必要ないので、右クリックをし「ビデオ不使用の参加者を表示」からチェックを外します。
これで、画面共有の部分のみ表示されるようになりました。
ここからは、OBSに取り込む作業です。
ウィンドウキャプチャで先ほどポップアウトしたウィンドウを取り込みましょう。
これでDiscordの画面共有をOBSに表示する作業が完了です。
通話中のアイコンをOBSに表示する
OBSに通話相手のアイコンをオーバーレイとして表示する方法を紹介します。
「Discord StreamKit」を使っていきましょう。
StreamKitにアクセスしたら「Install for OBS」をクリックしてください。
「VOICE WIDGET」を選択し「Server」「Voice Channel」は任意のものを選択します。
右下のリンクが更新されるので、コピーします。
あとはOBS側の操作です。
ソースに「ブラウザ」を追加し、「URL」の欄にコピーしてきたStreamKitのリンクを貼り付けます。
以上で通話相手を表示することができました。
アイコンをカスタマイズしよう
いろんな配信者さんのライブ配信を見ていると、Discordのオーバーレイをカスタマイズしているのを目にすることもあるかと思います。
「はいしんツールキット」を使えば、上記のようなアニメーション付きのオーバーレイにすることが可能です。
並び方やアイコンの大きさ、名前部分の色などを設定すると、自動的にカスタマイズ用のコードを生成してくれます。それを先ほどOBSに追加した、StreamKitのブラウザソースの「カスタムCSS」にコピペすれば完成です。
詳しい操作方法は下記の記事にまとめたので、ぜひご覧ください。
コメント