OBS Studioの『自動シーンスイッチャー』の使い方を紹介します。設定したウィンドウをクリックすると、自動でシーンを切り替えてくれる便利な機能です。
自動シーンスイッチャーでできること
自動シーンスイッチャーを使うと、指定したウィンドウを選択すると自動でシーン(配信画面)を切り替えることができます。
より実用的な使い方としては、ゲームを起動したらゲーム配信用のシーンに切り替わるなどでしょうか。
正確にはただ起動するだけでは切り替わりませんが、ゲームのウインドウをクリックすれば、OBSが認識してくれ、配信画面のほうも切り替わるという仕組みです。
シーンを切り替える手間をなくすことができるので便利ですね。
自動シーンスイッチャーの設定方法
では、実際に自動シーンスイッチャーの設定を行っていきます。
①シーンを作成する
まずは、シーン(配信画面)をふたつ作成していきます。例えば「雑談配信用」と「ゲーム配信用」などです。
今は説明のためにふたつ作成しますが、「このゲームの時はこの画面」という風にたくさんのシーンを作って自動化することも可能です。
切り替える前のシーンと後のシーンを作ってください。
②ウィンドウとスイッチャーを紐づける
「ゲームのウィンドウを選択したら、ゲーム用のシーンに切り替わる」ように設定していきます。
OBSの「ツール」から「自動シーンスイッチャー」を選択します。
自動シーンスイッチャーのウィンドウが開かれるので、下記の通りに設定します。
- 対象となるウィンドウを選択する(今回はとあるゲームを指定)
- 切り替え先のシーンを選択する
- プラスボタンを押す
今回はゲーム画面を選択したら、「ゲーム用」というシーンに切り替わってほしいです。
ですので、上記の画像のように選択をした後にプラスボタンをクリックします。
中央のエリアに、新しく項目が追加されればOKです。
あとは「開始ボタン」を選択すれば、自動シーンスイッチャーがオンになります。
画面切り替えのアニメーションを設定する
シーンを切り替えるときにアニメーションを設定することもできます。
上記は一例ですが、アニメーションを設定するとより凝った演出になります。
シーン切り替え時のアニメーションについては別途記事を作成しているので、あわせてご覧ください。
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